3月6日2

狂いとは多くの人が信じている現実とその人が信じている現実に違いが生じていて、それが周囲の定める閾値を越えていると周りに思われた状態だと言える。しかし言うまでもないことながら多くの人間が信じている現実が客観的な真実とは言えない。現実、感覚、認識の間にはある情報の変質を完全に取り払う事など出来ない。色眼鏡、錯覚、バイアス、様々な要因で人間は変質した情報を見ている。もしここでさらに一般的な狂気の定義、つまり現実を歪めて観ているという定義をこの世界に適応させてみるとどうだろう。この世界に存在する人間の中で狂っていないものは存在しない。

この前発達障害と診断された。不注意優勢のADHDらしい。自分が発達障害なのではないかという疑いは常に持っていたのでたいして驚きはしなかった。まあそうでなければ自分から精神科の扉を叩いたりはしない。どうやら処理速度が遅いらしいので普通の人よりもゆっくりと動くように意識することでミスを減らせるのではないかと思いついた。効果はわからない。大学が休みの今、脳の処理能力を他人に見せる機会は週二回のバイトの日だけだからだ。そしてこの対処法を思いついたあと、バイトにはまだ出ていない。一生出たくない。辞めたい。
「聖書」「ツァラトゥストラはかく語りき」「言葉と物」「論理哲学論考」「銃・病原菌・鉄」「フェルマーの最終定理」「指輪物語」「ライ麦畑で捕まえて」「クトゥルフの呼び声」「罪と罰」「非現実の王国で」「吾輩は猫である」「在りし日の歌」「人間失格」「ドグラ・マグラ」「十角館の殺人」「生首に聞いてみろ」「46番目の密室」「冷たい校舎の時は止まる」「クビキリサイクル」「ブギーポップは笑わない」「緋弾のアリア」「イリヤの空 UFOの夏」「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん